牡蠣の季節になりました❣

この時期には、できるだけ牡蠣を食事に取り入れるようにしています。

しっかりと火を通した方が安心だし、お手軽なので、鍋に入れることが多いのですが、

今日は目先を変えて、パン粉焼きにしてみました。

以前、牛窓のレストランで食べた料理を適当に真似て、レパートリーに加えたものです。

牡蠣はミネラルの宝庫で、ウナギ(生)と比べると、マグネシウムが約3倍、鉄が約4倍、亜鉛は約10倍も含まれています。(「日本食品標準成分表2015年版」による)

牡蠣に含まれる亜鉛の量は、食品の中で群を抜いています。

亜鉛は、約100種類の酵素の触媒活性に必要で、不足すると色々なところに不調が出ます。

亜鉛が欠乏すると、味が分からなくなるという話は、よく聞きますよね。

亜鉛は皮膚や粘膜の状態を良好に保つのにも役立っていて、アトピー性皮膚炎の児童は、そうでない児童と比べて、毛髪亜鉛濃度が有意に低く、亜鉛のサプリを与えたらアトピー性皮膚炎が良くなったという報告もあるそうです。

また、免疫システムが、侵入してきた細菌やウイルスから体を守る働きをするためにも、亜鉛が必要です。亜鉛の摂取量が少ない発展途上国の高齢者や小児は、肺炎やその他の感染症にかかるリスクが高くなる傾向がみられるそうです。(厚生労働省HP『「統合医療」に係る情報発信等推進事業』による)

他のミネラル同様、亜鉛も消化管からの吸収率が30パーセント程度らしいので、吸収を良くする工夫が必用です。

たっぷりレモンを絞って食べると、おいしくなるだけではなく、吸収率もアップするので、お勧めです。

今日はレモンも地元のもぎたてで、瀬戸内の恵みを満喫しました。