神頼み

「人の力だけではどうしようもないことがある」ということを思い知らされる今日この頃。

いいお天気につられて、近くの龍之口八幡宮に行ってみようと思いたちました。

龍之口八幡宮は、標高200メートル超の山の上にあるので、私にとっては、お散歩を兼ねて気軽に出かける場所というよりは、思いを込めてお参りに行く場所です。

参道には険しい岩場もあり、登っていくにつれて、じんわりと汗ばんできます。

林を抜けてくる風も、心地よく感じられます。

梅の花がほころんでいるのを見つけました。

立春が過ぎ、季節は巡り、今年もまた梅が咲く。

その大きな自然の流れの中で、生かされている自分ということに気づかされ、我儘で不平不満を募らせていたことに思い至りました。

神様に手を合わせた時のその気持ちを、長く持ち続けられますように。